仏自動車部品大手フォルシアは1月22日、名門工学系グランゼコールの高等電気学校(Supelec)およびルーアン工科学校(ESIGELEC)と5年間の提携契約を結ぶとともに、自動車メカトロニクスに関する講座を開設すると発表した。
\講座はカーエレクトロニクス分野のエンジニアや研究者に専門的訓練を提供する目的で設立されるもので、研究、教育、知識共有を促進する。フォルシアはSupelecとESIGELECとの提携を通じて自社の研究開発と学術研究のシナジーを目指すとともに、組み込みシステムの設計などの分野で最新の研究成果にアクセスできると期待している。
\フォルシアのオーフェール技術戦略担当副社長は、SupelecとESIGELECとの提携は、同社が進めている有力教育機関や研究機関とのパートナーシップ戦略の一環であると説明。「自動車のサブシステムの新機能追加とエレクトロニクスのディセントラリゼーションは、フォルシアにとってより大きな価値を創造するスマートソリューションを提供するチャンスだ」と語った。
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