自動車部品大手の仏フォルシアと伊マニエッティ・マレリは19日、自動車内装部品生産のヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)分野で協力すると発表した。設計、開発、生産を対象とした包括的な協力により、新たな操作コンセプトやハードウエアを開発していく方針を示している。
\具体的には、センターコンソールやインスツルメンツパネル(計器盤)、オーバーヘッドコンソール(ルーフなどのスイッチが付いている操作盤)、タッチスクリーン、ディスプレーなどの開発で協力する。自動車における接続性(コネクティビティー)の重要性が高まるなか、スマートフォーンやタブレット端末などの携帯端末と車載システムの連携にも取り組む。
\フォルシアは自動車内装のモジュールシステムなどを得意とする。マニエッティ・マレリはディスプレーや電子部品、スイッチなどに関するノウハウを提供する。
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