欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2015/11/20

一般・技術・その他 (旧)

フォルシアとスタンフォード大学、自動運転のドライバーへの影響を共同研究

この記事の要約

仏自動車部品大手のフォルシアは12日、自動運転がドライバーに与える影響に関する研究で米スタンフォード大学のデザイン研究所と協力していると発表した。17日から開催される米ロサンゼルスモーターショー(一般公開:11月20~2 […]

仏自動車部品大手のフォルシアは12日、自動運転がドライバーに与える影響に関する研究で米スタンフォード大学のデザイン研究所と協力していると発表した。17日から開催される米ロサンゼルスモーターショー(一般公開:11月20~29日)のコネクテッド・カー・エキスポで最初の研究成果を発表する。

フォルシアとスタンフォード大学は、ドライバーの自動運転に対する不安を和らげる工夫が必要であると指摘する。例えば、運転支援システムのインターフェースや使用方法が複雑なため機能をオフにしているドライバーもおり、機能を装備していても活用されないケースがあるという。

また、自動運転中に安全性を保持しながら、ドライバーが読書や仕事、連絡、食事などを行えるような柔軟性の高い内装設備にも工夫が必要であると指摘している。さらに、読書などによる車酔いの防止も課題になるとしている。

フォルシアとスタンフォード大学は、自動運転技術の開発が進む中で、将来このようなドライバーに焦点を当てた研究が重要になってくるとの見解を示している。

COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |