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英国のEU離脱でCO2目標の未達成の恐れも、欧州自工会が配慮を要請

2018年3月23日発行 No.635号

欧州自動車工業会(ACEA)は19日、3月22~23日に開催される欧州連合(EU)首脳会議を前に声明を発表。英国のEU離脱(ブレグジット)により、自動車メーカーが二酸化炭素(CO2)の削減目標を達成できない恐れがあると指摘し、英国が2019年3月末にEUを離脱した後も、英国で販売する車両を引き続きCO2排出量の計算に算入できる制度の導入を要求した。

EUは2021年までに域内で販売される乗用車(新車)を対象に走行1キロメートル当たりのCO2排出量を平均95グラム以下に抑えることを各メーカーに義務づけている。しかし、ACEAは、自動車メーカーにとっては対応期間が短すぎるとし、英国で販売した車両がCO2排出量の計算に算入できなくなると、目標を達成できなくなる恐れがある、と指摘した。英国では環境負荷の低い車両の割合が高いことが背景にある。

ACEAはこのほか、英国がEUを離脱した後も、EUと英国の自動車型式認定を相互に認め合い、EU(または英国)で型式認定を受けた車両を英国(またはEU)でも販売できるようにするなど、自動車業界への負担を軽減する制度を求めている。

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