2014/3/26

ポーランド

ポーランド鉱工業生産高、2月は5.3%増

この記事の要約

ポーランド中央統計局(GUS)が19日発表した2014年2月の鉱工業生産高(速報ベース)は前年同月比5.3%増となったが、上げ幅は市場予測の6.5%を大きく下回った。前月比では4.1%増。季節調整後では前年同月比が5.6 […]

ポーランド中央統計局(GUS)が19日発表した2014年2月の鉱工業生産高(速報ベース)は前年同月比5.3%増となったが、上げ幅は市場予測の6.5%を大きく下回った。前月比では4.1%増。季節調整後では前年同月比が5.6%増で、前月比は0.9%減となった。

生産高が最も伸びたのは家具製造業で、前月の16.2%増に続き18%の大幅増となった。建設業も前月の3.9%減から14.4%増に急好転した。前月比でも18.7%増で、過去2年間で最も高い増加率をつけた。一方、水道・電力・ガスは5.9%落ち込んだ。

現地英字紙『ワルシャワ・ヴォイス』によると、好調な外需に加え内需も上向きポーランド経済が回復に向かっているとして、鉱工業生産が5~6%の増加ペースを維持すると銀行大手BZ WBKのアナリストが予測するほか、財務省も今年第1四半期の増加率は前期を上回ると見ている。