東洋エンジニアリングは12日、韓国の現代エンジニアリング、現代建設、LGインターナショナルと共同でトルクメニスタンの大型ガス化学プラントを受注したと発表した。受注額は8億ドル超。同社にとってトルクメニスタンでの初のプロジェクトとなる。
トルクメニスタンの国営ガス会社トルクメンガスから受注した同プロジェクトでは、カスピ海沿岸で産出される天然ガスを原料として、エチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレンを製造するプラントを同国西部バルカン州に建設する。完成予定は2018年。東洋エンジニアリングはガス分離施設（年間処理能力50億立方メートル）、エチレン製造設備（年産量40万トン）、ポリプロピレン製造設備（同8万トン）の設計、調達、試運転を担当する。
同プラントで生産された化学製品は、主にアジア、欧州、トルコに輸出される。
