2015/2/18

ポーランド

ポーランド、LTE周波数入札が大詰めに

この記事の要約

ポーランド電気通信庁(UKE)は10日、第4世代(4G)移動通信規格LTE(ロングターム・エボリューション)の周波数免許の競売手続きを開始した。早ければ数日後に落札者が決まるが、数週間かかる可能性もある。政府は今年度予算 […]

ポーランド電気通信庁(UKE)は10日、第4世代(4G)移動通信規格LTE(ロングターム・エボリューション)の周波数免許の競売手続きを開始した。早ければ数日後に落札者が決まるが、数週間かかる可能性もある。政府は今年度予算に18億ズロチの売却益を組み入れている。

競売の対象は800メガヘルツ帯の10帯域と2,600メガヘルツ帯の14帯域で、政府の提示価格はそれぞれ2億5,000万ズロチと2,500万ズロチ。1社・グループで取得できるのは、800メガヘルツ2帯域と2,600メガヘルツ4帯域までとなる。

入札には、オレンジ・ポルスカ、ポルコムテル、P4、Tモバイルの国内大手4社のほか、放送網事業者エミテルの子会社ハブ・インベストメントと、ポルコムテルの主要株主ルタ氏の息子が保有するネットネットが参加している。(1PLN=32.33JPY)