2015/3/4

総合・マクロ

ノキアンタイヤズ、中欧市場で冬用タイヤのラインアップ拡充

この記事の要約

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズはこのほど、中欧市場(北欧、ロシア・CISを除く中央ヨーロッパ市場)に5種類の新型冬用タイヤを投入すると発表した。2015年秋に販売を開始する予定。ラインアップを拡充し、成長市場の […]

フィンランドのタイヤ大手ノキアンタイヤズはこのほど、中欧市場(北欧、ロシア・CISを除く中央ヨーロッパ市場)に5種類の新型冬用タイヤを投入すると発表した。2015年秋に販売を開始する予定。ラインアップを拡充し、成長市場の中欧で競争力を強化する。

具体的には、高級車向けの乗用車用タイヤ「WR D4」、バン用タイヤ「WR C3」のほか、一年を通して使用できる全天候型タイヤを投入する。全天候型タイヤは季節の変わり目にタイヤを交換する手間を省くことができるうえ、雪や雨の日ででも安全に走行できるという。幅広いサイズを用意しており、乗用車、SUV、バンに使用できる。

ノキアンタイヤズによると、中欧の冬用タイヤ市場は世界最大規模で、2014年の販売数は約7,000万本だった。市場成長率も他のタイヤ市場に比べ高いという。