2015/6/24

自動車

オペル、ハンガリーでのエンジン生産拡大へ

この記事の要約

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルが、ハンガリーでのエンジン生産を拡大する。オペルのキュスパート副社長がこのほど、ハンガリー西部のセントゴットハールド工場でエンジン生産の累計800万台達成を記念して開 […]

米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)の独子会社オペルが、ハンガリーでのエンジン生産を拡大する。オペルのキュスパート副社長がこのほど、ハンガリー西部のセントゴットハールド工場でエンジン生産の累計800万台達成を記念して開かれた式典で明らかにした。同工場を中心にハンガリー国内で、2018年までに17モデルのエンジン生産を新たに開始する計画という。

オペルはハンガリーにおける生産施設の整備に約15億ユーロを投資。セントゴットハールド工場では1992年からこれまでエンジン800万基とシリンダーヘッド600万個を生産してきた。同社は今後、小型ガソリンエンジンの需要が高まると予想しており、2016年には同工場で生産されるエンジンの約半数を占めるようになるとみている。