2015/9/23

CIS諸国

三菱日立パワー、トルクメニスタンでガスタービン受注

この記事の要約

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は17日、トルクメニスタンの国営化学企業トルクメンヒメヤ(Turkmenhimiya)から肥料製造プラント向けの天然ガス焚きガスタービン「H-25型」と発電機をそれぞれ2基受注したと発 […]

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は17日、トルクメニスタンの国営化学企業トルクメンヒメヤ(Turkmenhimiya)から肥料製造プラント向けの天然ガス焚きガスタービン「H-25型」と発電機をそれぞれ2基受注したと発表した。同国でのガスタービン関連の受注は初めて。出力は2セット合計で5万キロワット、稼働開始は2018年6月を予定する。

同ガスタービンはトルクメニスタン北西部にある国内最大級の尿素肥料製造プラントに設置される。同プラントの建設は三菱重工業と三菱商事、トルコの建設大手ギャップ・インシャートの3社が受け持つ。

H-25型は重構造型と呼ばれるガスタービンで、保守頻度が低いのが特徴。トルクメニスタンの天然ガス埋蔵量は世界4位の規模を誇る。