ポーランド石油最大手PKNオルレンは24日、独同業ディーイーエー(Dea)からポーランド南部2鉱区の探査権を100%買収することで合意した。取引額などの詳細は明らかにされていない。資産取得と自力成長の双方に力を入れてグループ全体の成長を図る戦略に沿うもので、年内のさらなる買収も予告した。
取引の対象となるのは、マウォポルスカ県とポトカルパチェ県に位置する2鉱区の免許で、総面積2万2,000平方キロメートル。オルレンはこれまでの調査データを踏まえ、早期に試掘を開始したい意向だ。
ディーイーエー(Dea)は今年3月、ロシア系投資会社レターワンが独エネルギー大手のRWEから買収した。