2015/11/11

ロシア

ネット宿泊仲介大手の米Airbnb、露事業が急成長

この記事の要約

ネット宿泊仲介サービスの米エアビーアンドビー(Airbnb)のロシア事業規模がこの1年で2倍に急成長している。ウクライナ紛争介入に対する欧米からの経済制裁で国内景気が悪化し、所得減少と物価高騰で家計が圧迫される中、副収入 […]

ネット宿泊仲介サービスの米エアビーアンドビー(Airbnb)のロシア事業規模がこの1年で2倍に急成長している。ウクライナ紛争介入に対する欧米からの経済制裁で国内景気が悪化し、所得減少と物価高騰で家計が圧迫される中、副収入を得る手段として自分が所有するアパートや部屋を貸したい国民が増えているためだ。ブルームバーグが2日、現地子会社のヴェルビツキー社長の談話として報じた。

Airbnbはアパートや部屋を旅行者に貸し出す窓口となるネットプラットフォームを運営する。物件の貸し手は宿泊料金に応じて6~12%の手数料を払う仕組みだ。ホテルに代わる安い宿泊先を探せるため、旅行者の間で人気が急上昇している。

ヴェルビツキー社長によると、ロシアの物件登録数は昨年大きく増加し現在1万8,000戸に上り、今年は部屋単位で貸したいという人が増えている。Airbnbの主力都市はパリ、ロンドン、ニューヨーク、ロサンジェルス、サンフランシスコだが、モスクワも予約先上位10都市に入っている。

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