2016/12/14

総合・マクロ

アサヒ、SABミラーの中東欧事業を買収

この記事の要約

アサヒグループホールディングスは13日、英ビール大手SABミラーが保有していたポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーおよびルーマニアのビール事業を73億ユーロ(約8,883億円)で買収すると発表した。当該のビール事業 […]

アサヒグループホールディングスは13日、英ビール大手SABミラーが保有していたポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーおよびルーマニアのビール事業を73億ユーロ(約8,883億円)で買収すると発表した。当該のビール事業は世界最大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)がSAB買収に伴い、競争当局の許可を得るために手放したもので、アサヒはこれにより欧州事業を一気に強化・拡大する。来年上半期中の手続き完了を見込む。

対象となるのは、チェコ最大手のプルゼンスキー・プラズドロイ(代表ブランド「ピルスナー・ウルケル」)、ポーランド最大手のコンパニア・ピヴォヴァルスカ(同「ティスキエ」、「レヒ」)、ルーマニア最大手のウルスス、スロバキア2位のトプヴァル、ハンガリー2位ドレーハーなど全8社だ。10月に同じくABインベブから買収したSABの英蘭伊ブランドや、「スーパードライ」など独自ブランドを合わせ、シナジー効果を図りながら収益力拡大を目指す。

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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