ロシアとサウジ、30億ドル超の投資契約調印

2017/10/11発行 No.1036号

記事分類:総合 - 東欧経済ニュース

ロシアのプーチン大統領は5日、同国を訪問中のサウジアラビアのサルマン国王と会談し、軍事・エネルギー分野で協力を拡大することで合意した。サウジ国王がロシアを訪問するのは今回が初めて。同じ原油生産大国という立場で提携を深め、石油化学や油田関連サービスで協力の可能性を探っていきたい意向だ。

サルマン国王の訪露に合わせ、両国企業間で総額30億米ドルの投資契約が結ばれた。具体的には◇10億ドルのエネルギー投資基金を開設◇油・ガス田掘削請負会社のユーラシア・ドリリング・カンパニー(EDC)にサウジが1,500万ドル投資◇ロシア化学大手シブールが11億ドルを投じてサウジに工場新設――などのプロジェクトがある。また、◇国営ロスネフチとサウジ石油公社アラムコの原油取引◇国営ガスプロムとアラムコが天然ガスの研究・技術センターを共同で設置◇ロシア民間ガス大手ノヴァテクが北極圏ヤマル半島で進める2つ目の液化プラント建設プロジェクト「LNG-2」に対する投資受け入れ――についても協議が行われた。

同会談ではロシアの地対空ミサイルシステム「S400」の売却でも合意した。

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