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ロシア2位銀行VTB、大陸欧州事業を再編

2018年2月7日発行 No.1051号

ロシア銀行2位のVTBが大陸欧州事業を再編した。今年1月1日付で独フランクフルト拠点の企業形態を欧州会社法に基づく「欧州会社(SE)」に変更し、オーストリア、ドイツ、フランスの事業を一本化した。業務の効率化が目的だ。英国の欧州連合(EU)離脱を踏まえ、ロンドン拠点は独立運営を続ける。

VTBのモース副頭取は再編の理由について、◇SEに移行することで各国会社法に対応する必要がなくなり、銀行免許も1つでよくなる◇ITシステムの統合や、自己資本比率審査・資金洗浄防止業務の一本化ができ、年4,000万ユーロの経費が削減できる◇フランクフルトはロシアの最も重要な取引国であるドイツにあり、欧州中央銀行(ECB)の拠点でもある――などを挙げた。

SEは、設立、登記、決算報告などの会社運営を、EU加盟国ごとの会社法ではなく、域内共通の欧州会社法規則に従って行う。このため、複数の加盟国で事業展開する場合などに、行政手続きや情報開示にかかる手間や経費を削減できるのがメリットだ。

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