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ポーランド大手銀ペカオ、英国進出を計画

2018年3月14日発行 No.1056号

ポーランド金融大手のペカオ銀行が英国での事業展開を狙っている。10日付の英フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、まずは同国に進出するポーランド企業、及びポーランドに投資する在英企業を顧客に想定した駐在員事務所を設置する。次に、在英ポーランド人を対象にオンラインバンキング・サービスを提供する計画だ。

最近、ポーランド大手企業が英国進出に動き始めている。衣料大手LPPグループのリザーブドがロンドンのショッピング街として知られるオックスフォード通りに出店したのはその一例だ。また、在英投資会社もポーランドなど中欧へ目を向けている。このような背景から、ペカオ銀では法人の求めるサービスを提供できる事業モデルを構築し、駐在員事務所を足場に取引を広げたい意向だ。

一方、英国へ移住するポーランド人は2004年の欧州連合(EU)加盟を機に急増し、現在では100万人が同国で暮らしている。ペカオ銀の調べによると、このうち企業経営者は3万人、自営業者は8万人に上る。

ペカオ銀は、既存のリテール銀行基盤にオンラインサービスを統合し、在英ポーランド人にも当座預金・貸越、住宅ローン、国際送金などのサービスが容易に利用できるようにする方針だ。

ペカオ銀のヴェトマンスキ戦略部長は、「デジタルで事業基盤を構築できる世の中になり、大規模な設備投資なしに個人サービスが提供できるようになった」とし、デジタル技術を活用した事業拡大に意欲を示している。

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