ドイツ連邦統計局が8日発表した2013年9月の独製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8％減となり、2カ月ぶりに後退した。自動車・自動車部品が振るわず、足を強く引っ張った格好。地域別では国内とユーロ圏（ドイツを除く）がそれぞれ1.2％、2.0％落ち込んだ。ユーロ圏外は0.7％増加した。
\自動車・自動車部品は5.0％減少した。比較対象の8月は12.3％増と大きく伸びており、その反動が大きい。
\伸び率が最も大きかったのは機械で、1.9％増加した。これに電気設備と電算・電子・光学機器がそれぞれ1.7％増で続いた。
\製造業売上は前年同月比（物価・営業日数調整値）では1.0％増加した。国内は0.2％減少したものの、ユーロ圏外とユーロ圏がそれぞれ3.3％、0.8％増加した。
\1～9月の製造業売上は前年同期を1.2％下回った（物価・営業日数調整値）。内訳は国内が2.5％減、ユーロ圏が3.5％減、ユーロ圏外が2.7％増だった。
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