半導体大手の独インフィニオン・テクノロジーズ(ミュンヘン)は11月26日、プリント基板製造の独シュヴァイツァー・エレクトロニックに9.4%資本参加すると発表した。自動車向けエレクトロニクス分野の技術開発を共同で進めることが狙い。出資額は公表していない。
自動車に搭載される電子部品は増加し続けている。これに伴い電子部品を搭載するためのスペースが限界に達する懸念が出ている。
両社はこれを受けて、パワー半導体をプリント基板に統合する技術開発で提携。プリント基板の小型化を実現する考えだ。半導体が放出する熱についても低減を図るとしている。