半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は8日、上海近郊の無錫に新工場を建設すると発表した。無錫にはすでに工場があり、同地2カ所目の生産施設となる。中国経済は成長が鈍化しているものの、インフィニオンは今後進展する住宅や工場のスマート化を見据え同国市場になおも将来性があると判断。新工場の建設を決定した。
約3億ドル(2億6,000万ユーロ)を投じて工場を建設。2016年末から操業を開始する。雇用規模はフル稼働時で2,500人を見込む。
インフィニオンは1995年に中国に進出した。現在は約1,800人を雇用している。