中東欧、景気過熱の恐れ
景気回復が進む欧州で、特に中東欧経済成長が好調だ。欧州連合(EU)統計局が発表した今年7-9月期の中東欧諸国の国内総生産(GDP)伸び率(前年同期比)は、ルーマニアの8.6%を筆頭に、ポーランドとチェコが5%、ラトビアが […]
景気回復が進む欧州で、特に中東欧経済成長が好調だ。欧州連合(EU)統計局が発表した今年7-9月期の中東欧諸国の国内総生産(GDP)伸び率(前年同期比)は、ルーマニアの8.6%を筆頭に、ポーランドとチェコが5%、ラトビアが […]
ポーランド中央統計局(GUS)が11月30日発表した2017年7-9月期の国内総生産(GDP)伸び率は、実質ベースで前年同期比4.9%となり、速報値の4.7%から上方修正された。これは2011年10-12月期以来の高水準
チェコ統計局(CSU)が12月1日発表した2017年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP)は前年同期比で実質5%増となり、市場予測の4.7%増を上回った。伸び率は前期の4.7%から0.3ポイント拡大し、2015年
トルコ統計局(TUIK)が4日発表した2017年11月のインフレ率は前年同月比12.98%となり、4カ月連続で上昇した。これは2003年12月以来の高水準となる。 分野別の上昇率は運輸の18.56%が最高。食品・非アルコ
ドイツ連邦統計局が11月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.8%増となり、上げ幅(インフレ率)は前月の同1.6%から拡大した。インフレ率の上昇は3カ月ぶり。エネルギーの上げ幅が前月の1.2%から3
ドイツ連邦雇用庁(BA)が11月30日発表した同月の失業者数は前月を2万人下回る236万8,000人となり、3カ月連続で統一後の最低を更新した。堅調な経済を背景に雇用の拡大が続いていることが大きく、季節要因を加味した実質
EU統計局ユーロスタットが11月30日発表した同月のユーロ圏のインフレ率(速報値)は前年同月比1.5%となり、前月の1.4%から0.1ポイント縮小した。ただ、物価の基調は依然として弱く、欧州中央銀行(ECB)が目標とする
EU統計局ユーロスタットが11月30日発表したユーロ圏の10月の失業率は8.8%となり、前月の8.9%から0.1ポイント低下した。ユーロ圏の雇用は景気の緩やかな回復に伴って改善が続いており、失業率は2009年1月以来の低
欧州委員会が11月29日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は114.6となり、前月から0.5ポイント上昇した。景況感の改善は6カ月連続で、2000年10月以来の高水準に達した。 分野別では製造業が
ドイツ連邦陸運局(KBA)によると、同国の2016年通期の廃車(登録抹消)台数は967万7,155台となり、前年に比べ2.0%増加した。 うち、乗用車は約854万台を占めた。このうち、使用年数(車齢)が30年以上の車両は
ドイツ連邦統計局が28日発表した10月の輸入物価指数は前年同月比2.6%増となり、上げ幅は前月の同3.0%から0.4ポイント縮小した。上昇率の低下は3カ月ぶり。同物価の13%強を占めるエネルギーの上げ幅が15.9%から1
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が23日発表したドイツの1-9月期の機械輸出高は前年同期比7.4%増の1,244億ユーロと大きく伸びた。生産近代化・デジタル化の動きが世界的に広がっていることが追い風となっている。VDMAの
独電気電子工業会(ZVEI)が27日発表した独電機業界の1-9月期の輸出高は前年同期比10.2%増の1,472億ユーロと2ケタ台の伸びを記録した。最大の仕向け先国である中国が17.6%増の140億ユーロと大きく拡大。ロシ
ドイツの消費者が財布に持つ現金は平均103ユーロに上り、ユーロ加盟国のなかで最も大きいことが、欧州中央銀行(ECB)のアンケート調査報告で分かった。ドイツ人の現金信仰が改めて裏付けられた格好で、無現金社会は当面、「遠い未
チェコ自動車工業会(SAP)が先ごろ発表した同国の1-10月の自動車・オートバイ生産台数は117万9,060台となり、前年同期から4.4%拡大した。主力の乗用車は4.4%増の117万3,005台で、そのうち108万1,1
ハンガリー中央統計局(KSH)が22日発表した賃金統計によると、2017年1-9月の平均名目賃金は手取りベースで月額29万900フォリント(約928ユーロ)となり、前年同期から12.8%上昇した。最低賃金の増額や、公共部
スロバキアの中央労働社会家族局が20日に発表した10月の失業率は6.14%となり、前年同月比で2.94ポイント、前月比で0.28ポイント改善した。10月末時点の求職者数は16万7,278人で、前月から7,743人減少した
ドイツ連邦統計局は23日、2017年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。それによると、前期比の実質成長率(物価・季節要因・営業日数調整値)は0.8%で、速報値と変わらず、伸び率は前期(同0
Ifo経済研究所が24日発表した11月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月を0.7ポイント上回る117.5となり、2カ月連続で過去最高を更新した。現状判断指数はやや落ち込んだものの、今後6カ月の見通しを示す
市場調査大手のGfKが28日発表したドイツ消費者景況感指数の12月向け予測値は11月の確定値(10.7)と同じ10.7となり、これまでに引き続き高い水準を保った。景気の見通しに関する11月の指数(12月向け予測値の算出基
欧州委員会は22日、ユーロ参加国の2018年度予算案の審査結果を公表し、フランス、イタリア、ベルギー、オーストリア、ポルトガル、スロベニアの6カ国がEUの財政規律に違反する恐れがあると警告した。 EUの財政規律を定めた安
EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の9月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比3.1%増となり、8カ月連続で伸びた。伸び率は前月の1.9%から大幅に拡大した。(表参照) 分野別では建築が3.7
欧州自動車工業会(ACEA)が23日発表した2017年10月の商用車新車登録統計によると、欧州連合(EU)(マルタを除く27カ国)の商用車販売は前年同月比10.7%増の20万6,487台に拡大した。主要国では、スペイン(
トルコ自動車工業会(OSD)が12日発表した2017年1-10月期の自動車生産台数は前年同期比17%増の138万台だった。乗用車が27%増の94万1,404台と大きく伸びた。10月単月の自動車生産台数は前年同月比7%増の
ポーランド中央統計局(GUS)が13日発表した2017年10月のインフレ率は前年同月比2.1%となり、9月の2.2%を0.1ポイント下回った。インフレ率の縮小は4カ月ぶり。 分野別に見ると、食品・飲料・タバコが4.6%と
ハンガリー中央統計局(KSH)が13日発表した2017年9月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で8.1%増加し、伸び幅は前月の6.7%から1.4ポイント拡大した。「コンピューター・電子・光学製品」と「ベ
スロバキア統計局が13日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で1.7%上昇し、2013年4月以来の大きな上げ幅となった。インフレ率の上昇は4カ月連続。 項目別では「食品・非アルコール飲料」が6.2%と大幅
ルーマニア国家統計局(INS)が10日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.6%上昇した。前月比では1.2%、過去12カ月では0.7%のプラスとなった。 前年同月比の変動を分野別にみると、食品がプラス
ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は21日、ドイツの在外商工会議所(AHK)に加盟する企業およそ3,000社を対象とするアンケート調査の結果(AHK世界ビジネス見通し)を発表した。それによると、景気の見通しを「良い」とす
トルコ統計局(TUIK)が15日発表した8月の失業率は10.6%となり、前月の10.7%から0.1ポイント改善した。失業率の低下は4カ月ぶり。前年同月比では0.7ポイント低下した。 15-64歳の就業年齢層では前年同月比
ドイツ連邦統計局が20日発表した10月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が2.7%となり、前月の同3.1%を0.4ポイント下回った。上げ幅の縮小は3カ月ぶり。同指数全体の27%を占めるエネルギーの上昇率が前月の4.6%
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が16日発表した10月のグループ販売台数は前年同月比8.2%増の94万800台と大きく伸びた。すべての主要ブランドで増加。地域別では南米が大幅に拡大した。 南米の
独工作機械工業会(VDW)が16日発表した独業界の7-9月期(第3四半期)の新規受注高は前年同期比13%増と2ケタ台の伸びを記録した。隔年開催の国際工作機械展(EMO)が9月にハノーバーで実施されたことが大きく、国内受注
ドイツ連邦統計局が16日発表した鉱工業の2016年の固定資産投資額は前年比3.9%増の620億7,600万ユーロとなり、過去最高を更新した。伸び率が最も大きかった業界は製薬で、21.7%を記録。自動車・自動車部品(同7.
ドイツ連邦統計局が17日発表した1-9月期の建築許可件数(増改築を含む)は前年同期比7.0%減の25万6,821件と大きく落ち込んだ。新築と増改築がともに減少した。 住宅の新築許可件数は22万1,900件で、前年同期を4
ドイツの生命保険の3分の1以上が昨年、顧客に対する支払保証額を資産運用で賄えなかったことが、クローズドブック事業者ポリセン・ディレクト(Policen Direkt)の調査で分かった。歴史的な低金利を背景に、主要な運用手
ドイツの成人の睡眠の質が悪いことが、技術者健康保険組合(TK)が15日発表したアンケート調査レポートで分かった。勤務時間が不規則な職業グループでは同割合が40%と高く、TKのイエンス・バース会長はデジタル化、国際化を背景
中東欧の欧州連合(EU)加盟国の経済が好調だ。7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP)は軒並み拡大し、中でもルーマニアは前年同期比で8.6%も伸びた。賃金上昇による個人消費の増加が成長をけん引している。ただ、今後は
ポーランド自動車工業会(PZPM)が先ごろ発表した2017年1-10月期の新車(乗用車及び小型商用車)登録台数は44万5,473台となり、前年同期から15.9%増加した。乗用車は18.1%増の39万5,968台と大きく拡
欧州自動車工業会(ACEA)が16日発表したEU(マルタを除く27カ国)の10月の新車販売(登録)台数は116万9,672台となり、前年同月から5.9%増加した。前月は5カ月ぶりに減少したが、再び増加に転じた。(表参照)
EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の9月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.6%低下し、3カ月ぶりのマイナスとなった。前月は1.4%の上昇だった。(表参照) 分野別では中間財が0.6%、エ