石油・石炭・ガス

バルト3国でM&Aが回復

バルト3国で買収・合併(M&A)の動きが回復している。同地域で事業を展開するソライネン法律事務所のプラングリ業務執行社員によると、昨年のM&A件数は2008年の金融危機前の水準まで回復しており、今年も […]

カザフスタンで第4製油所建設へ、燃料自給を強化

カザフスタンが石油精製能力を強化する。ボズンバエフ・エネルギー相は10日、現地テレビ『カバール』の番組で、第4製油所の建設に向けた作業グループが発足したことを明らかにした。年々増加する燃料・潤滑油の需要に国内で対応できる

三菱日立パワー、ポーランドのガス火力発電設備が稼働

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)はこのほど、ポーランドのコジェニッチェ火力発電所の11号機に納入した超々臨界圧設備が運転を開始したと発表した。同設備は出力が同国最大規模の107万5,000キロワットで、高品位炭の瀝青

ルーマニアOMV、ガス処理プラントが2カ所完成

オーストリア石油大手OMVのルーマニア子会社であるOMVペトロムはこのほど、東部ブルチオアイアと南東部マドゥラリの天然ガス処理プラントが完成したと発表した。両施設は国内のガス供給能力向上を目的に2013年に着工したもので

鉱工業生産3カ月ぶりに増加、11月は+3.4%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が9日発表した2017年11月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を3.4%上回った。増加は3カ月ぶり。10月は火曜日に祝日が計2日あり、週末と

インフレ率がやや低下、12月は1.7%に

ドイツ連邦統計局が12月29日発表した2017年12月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.7%増となり、上げ幅(インフレ率)は前月の同1.8%をやや下回った。インフレ率の低下は2カ月ぶり。エネルギーの上昇率が前月の

生産者物価の上げ幅2カ月連続で縮小、11月2.5%に

ドイツ連邦統計局が12月20日発表した11月の生産者物価指数は前年同月比の上昇率が2.5%となり、前月の同2.7%を0.2ポイント下回った。上げ幅の縮小は2カ月連続。中間材と非耐久消費財の上昇率が低下したことが反映された

1月1日付の法令改正

【労働・社会保障】 1時間8.84ユーロの法定最低賃金、一部の業界に認められていた例外が廃止に 倒産した企業の社員に対し労働局から支給される給与と同額の未払い給与代替手当(Insolvenzgeld)、企業の分担金負担率

世帯の消費支出、平均は2480ユーロ

ドイツの世帯の消費支出は2016年時点で月2,480ユーロだったことが、連邦統計局の発表で分かった。西部地区(西ベルリンを除く)は2,587ユーロで、東部地区(ベルリンを含む)の2,078ユーロを24.5%上回っている。

ガスプロム、昨年の欧州向け供給量8.1%増加

ロシア国営ガス会社のガスプロムは3日、2017年の欧州向けガス供給量が前年比8.1%増の1,939億立法メートルに上ったことを明らかにした。2年連続での過去最高記録更新となる。生産高も4,710億立法メートルで、12.4

三菱日立パワー、ポーランドのガス火力発電設備が稼働

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)はこのほど、ポーランドのコジェニッチェ火力発電所の11号機に納入した超々臨界圧設備が運転を開始したと発表した。同設備は出力が同国最大規模の107万5,000キロワットで、高品位炭の瀝青

石油が物価押し上げ、暖房用灯油は+15%に

ドイツ連邦統計局は13日、11月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.8%、前月比が0.3%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比3.7%増で、上げ幅は前月

ブレンターク

大手化学商社の独ブレンタークは18日、英印企業合わせて3社を買収すると発表した。ポートフォリオを拡充することが狙い。買収するのはパン材料販売の英クラマン・アンド・バルターと同A1ケーキ・ミクシーズ、石油製品販売の印ラジ・

独エネルギー大手2社がハンガリー発電会社から撤退

独エネルギー大手のRWEとEnBWは14日の共同プレスリリースで、ハンガリーの火力発電会社マトラの保有株合わせて72.6%を東欧のコンソーシアムに売却すると発表した。中核事業の属さないため。取引金額は公表しないことで合意

墺ガス中継施設が復旧

墺エネルギー大手OMVの天然ガス子会社ガス・コネクトは13日、ウィーン東部のバウムガルテンで同社が運営するガス輸送中継施設が前日深夜に復旧したと発表した。同施設では12日に爆発事故が発生。イタリア向けの供給ができなくなり

ロスネフチ、20年までに10%増産

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは18日、新5カ年計画を発表し、2020年までに年産量を3,000万石油換算トン(toe)増やす方針を明らかにした。今年の2億8,100万toe(推定値)の10.7%に当たる量で、黒海プロ

企業のデジタル化評価は肯定的、売上増44%に 雇用は縮小

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は19日、デジタル化に関する企業アンケート調査の結果を発表した。デジタル化の進展で「売上が増加する」などの肯定評価が多かった一方で、支出増など負担の拡大やセキュリティリスク、標準の欠如と

鉱工業生産2カ月連続減少、10月は-1.4%に

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が7日発表した10月の鉱工業生産指数(暫定値)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月を1.4%下回り、2カ月連続で落ち込んだ。10月は火曜日に祝日が計2日あり、週末と祝日の

BASF―石油・ガス事業の合弁化で基本合意―

化学大手の独BASFとロシア系投資会社レターワンは7日、それぞれの石油・天然ガス事業を合弁化することで基本合意した。ポートフォリオの最適化やシナジー効果を通して安定的に利益を確保できる体制を構築する考え。今後は資産査定を

シーメンス―リビアで発電所受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は11日、リビア電力公社(GECOL)から発電所の建設などを受注したと発表した。政情が不安定なリビアは発電能力が低く、停電も多いことから、GECOLは今回の契約により状況を改善する考え

「軽油の税優遇廃止を」、VW社長が提言

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループのマティアス・ミュラー社長は経済紙『ハンデルスブラット』のインタビューで、ディーゼル車の燃料である軽油の税優遇を段階的に廃止すべきだとの見解を表明した。独自動車業界全体の立場に

墺ガス輸送施設で爆発事故、イタリアで供給不足懸念

墺ウィーン東部のバウムガルテンにある天然ガスの輸送中継施設で12日、爆発事故が起きた。同施設は中欧最大級のガス中継拠点で、ドイツ南部やイタリア北部にパイプラインでガスを供給している。イタリアではガスが不足する恐れもあり、

ロシア天然ガス2位のノヴァテク、北極圏でLNG生産を開始

ロシア第2位の天然ガス会社ノヴァテクは8日、北部のヤマル半島で液化天然ガス(LNG)の生産を開始し、サベッタ港から初出荷した。年産能力は550万トン。2019年までに1,650万トンへ3倍化する。北極圏でLNGターミナル

大型輸送車両大手ベルアズ、米社からLNGエンジン購入

ベラルーシの大型輸送車両大手ベルアズ(BelAZ)は4日、米ディーゼル・ガスエンジン大手のカミンズから今後2年間で一層多くのLNG(液化天然ガス)エンジンを購入する方針であることを明らかにした。同社のパルクホムチェイク最

石油最大手PKNオルレン、リトアニアの精製施設に投資

ポーランド石油最大手のPKNオルレンは先ごろ、重油の生産量を減らしディーゼル及びガソリンの生産量を増やすため、リトアニア子会社が持つ生産施設に対し新たな投資を行う意向を明らかにした。船舶用燃料に使われる重油を巡っては、国

露ガスプロム、国内最大のアクリル酸工場を稼働

ロシア国営ガス会社のガスプロムは1日、同国バシコルトスタン共和国のサラバートでアクリル酸とアクリル酸ブチルを生産する新工場の開所式を行った。同工場の年産能力はアクリル酸が8万トンで、それを原料に高純度アクリル酸を3万5,

BASF、露企業と石油・ガス事業を合弁化

化学大手の独BASFとロシア系投資会社レターワンは7日、それぞれの石油・天然ガス事業を合弁化することで基本合意した。ポートフォリオの最適化やシナジー効果を通して安定的に利益を確保できる体制を構築する考え。今後は資産査定を

BASF、露企業と石油・ガス事業を合弁化

独化学大手のBASFとロシア系投資会社レターワンは7日、それぞれの石油・天然ガス事業を合弁化することで基本合意した。ポートフォリオの最適化やシナジー効果を通して安定的に利益を確保できる体制を構築するのが狙い。今後は資産査

GE、独電力部門で1600人削減

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は7日、火力発電・送配電設備分野で世界の従業員数を1万2,000人削減すると発表した。火力発電の需要減などを受けた措置で、ドイツでは1,600人を整理する。 火力発電の需要は再生可能エネ

みずほなど3行、ガスプロムに10億ユーロ融資

みずほ銀行と三井住友銀行(SMBC)、米JPモルガン・チェース銀行は11月28日、ロシア国営ガス会社のガスプロムに5年間で総額10億ユーロの融資枠を設定する契約を締結した。3行は昨年末からガスプロムに対し融資する調整を進

インフレ率3カ月ぶり上昇、11月1.8%に

ドイツ連邦統計局が11月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.8%増となり、上げ幅(インフレ率)は前月の同1.6%から拡大した。インフレ率の上昇は3カ月ぶり。エネルギーの上げ幅が前月の1.2%から3

エクソンモービル―独ガソリンスタンド事業を売却―

石油大手の米エクソンモービルは11月29日、「エッソ」ブランドで展開するドイツのガソリンスタンド事業をスタンド運営の英EGグループに売却することで合意したと発表した。エッソは同様の方式ですでに英国とフランスのスタンド網を

BMW車に排ガス不正疑惑

環境保護団体ドイチェ・ウンベルトヒルフェ(DUH)は5日ベルリンで記者会見を開き、高級車大手BMWはディーゼル車の排ガスを不正に操作している疑いがあるとの見解を示した。実際の路上走行時に排出する窒素酸化物(NOx)の量が

シーメンスからデータ流出、中国人のハッカー攻撃で

電機大手の独シーメンスが中国人のハッカー攻撃を受け、データを大量に盗まれていたことが、米司法省の11月27日付の発表で分かった。詳細は明らかにされていないものの、犯行の背後に中国の政府機関が隠れている可能性を排除できない

エストニアのバイオ炭企業、国内に新工場

エストニアのバイオ炭メーカー、バルタニア(Baltania)は先ごろ、同国中部のヴァガリに工場を設置すると発表した。投資額は約4,500万ユーロで、そのうち2,500万ユーロを欧州連合(EU)の助成で賄う。2018年4-

みずほなど3行、ガスプロムに10億ユーロ融資

みずほ銀行と三井住友銀行(SMBC)、米JPモルガン・チェース銀行は11月28日、ロシア国営ガス会社のガスプロムに5年間で総額10億ユーロの融資枠を設定する契約を締結した。3行は昨年末からガスプロムに対し融資する調整を進

輸入物価の上げ幅縮小、10月は2.6%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した10月の輸入物価指数は前年同月比2.6%増となり、上げ幅は前月の同3.0%から0.4ポイント縮小した。上昇率の低下は3カ月ぶり。同物価の13%強を占めるエネルギーの上げ幅が15.9%から1

BASF―石油・天然ガス部門の合弁化交渉―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)とロシア系投資会社レターワンがそれぞれの石油・天然ガス事業を合弁化する方向で交渉している。ブルームバーグ通信が報じ、BASFが24日に追認したもので、成約した場合はBASF

ユニパー―フォータムのTOB提案を拒否―

独エーオンから分離する形で設立された在来型発電大手のユニパー(デュッセルドルフ)は21日、フィンランドのエネルギー大手フォータムの株式公開買い付け(TOB)提案を拒否すると発表した。同社の価値が過小評価されているうえ、事

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