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2016/9/30

東欧経済ニュース速報

シュコダ自が米国市場参入、17年から現地生産へ

フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車のベルンハルト・マイアー最高経営責任者(CEO)は29日、パリモーターショー会場で米国市場に参入する計画を明らかにした。2017年から現地で完成車を組み立てる予定だ。 同CEOは、米国進出は市場分析やライバル社の動向、生産見通し、販売戦略といった「膨大な要素」を考慮する必要があるとした上で、「成功させなければならない」と強調した。 シュコダは数か月前から米国市場参入を検討しており、5月末には米国特許商標庁(USPTO)に「スペルブ」「オクタビア」「イェティ」などの商標登録を済ませた。同社は1950年代から60年代にかけて同国で車両を販売していた。 マイアーCEOはまた、17年に韓国とシンガポール、イランで販売を強化する方針も明らかにした。イランでは完全ノックダウン方式(CKD)による生産を計画している。