独BSHハウスゲレーテ、ポーランドに物流拠点整備

家電大手の独BSHハウスゲレーテがポーランド中部ウッチに物流拠点を整備する。同国の不動産開発大手パナットーニが3月30日に伝えたもので、施設面積は7万9,000平方メートル。5月に着工し、来年初頭の開所を目指す。

パナットーニが建設するのはビルド・トゥ・スーツ（BTS）型の物流施設で、顧客の要望に合わせて用地・施設を設置する。新物流拠点は高速A1号線のジャンクションと直結するほか、専用の貨物引込線も備える。

BSHはウッチ周辺の3工場で洗濯機、自動食器洗い機及び衣類乾燥機を生産している。また、今年9月には西部ヴロツワフに5億ズロチ（1億1,800万ユーロ）を投じて2つの新工場を開設し、冷蔵庫とオーブンを生産する予定。

同社はポーランド全体で4,500人を雇用する。（1PLN＝27.99JPY）