ポーランドのアムレスト、セルビアにスタバ出店

中東欧最大のファストフード店運営会社であるポーランドのアムレスト・ホールディングス（AmRest Holdings）は4日、セルビアの首都ベオグラードにスターバックスの1号店を出店すると発表した。年内に開業する。

アムレストでスタバ事業を統括するアダム・ムラルク氏は「セルビアには豊かなコーヒー文化が根付いており、顧客に高品質なコーヒーを堪能する場を提供できることを楽しみにしている」と述べた。

アムレストはスタバと提携し、中東欧で店舗を運営している。2008年にプラハに1号店を出店した。16年にはスロバキアにも進出し、首都ブラチスラバに4店舗を持つ。これらとポーランド、ドイツ、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアの計7カ国を合わせた店舗数は300を超える。

アムレストは1993年の設立で、スタバ以外ではKFC、ピザハット、バーガーキングのチェーンも展開する。現在、上記の7カ国以外に、セルビア、クロアチア、ロシア、スペイン、フランス、ポルトガル、オーストリア、スロベニア、中国の9カ国を加えた計16カ国で1,600店超を運営している。