韓国ネクセンタイヤ、チェコ工場の試験運用を開始

韓国のタイヤメーカー、ネクセンタイヤは先ごろ、チェコ工場の試験運用を開始した。同工場の建設は2014年に決定されたが、住民運動により計画が進まず、着工は17年と大幅にずれ込んだ。投資額は220億コルナ（8億5,530万ユーロ）。

新工場は同国北西部ジャテツ近郊のトライアングル工業団地に位置する。生産能力は1日当たり1万5,000本、年間では550万本で、段階的に1,100万本まで引き上げる。現在700人が従事しており、将来的に1,500人まで増員する予定。

ネクセンタイヤは欧州でドイツやイタリアなどのほか、ロシアにも生産拠点を持つ。（1CZK=4.83JPY）