ユーロ圏景況感、10カ月連続で悪化

欧州委員会が10月30日発表したユーロ圏の同月の景況感指数（ESI、標準値100）は109.8となり、前月の110.9から1.1ポイント低下した。ESIの低下は10カ月連続。3月以来の大幅な下落となった。

分野別では製造業が1.7ポイント、サービス業が1.1ポイント、小売業が3.2ポイント、建設業が0.3ポイントの幅で低下した。消費者は0.2ポイント上昇した。

EU28カ国ベースのESIは前月を0.8ポイント下回る110.4。主要国はスペインが1.9ポイント、英国が0.2ポイント上昇したが、ドイツが1.3ポイント、フランスが1.2ポイント、イタリアが0.9ポイント下落した。