エネ大手エーオンがCCSプロジェクト　デンマークのごみ処理会社と

　エネルギー大手の独エーオンは25日、デンマークのごみ処理大手ARCと二酸化炭素（CO2）回収・貯留（CCS）プロジェクトを実施することで合意したと発表した。デンマーク政府からの助成獲得を条件に進める。

　両社は「コペンキャプチャー（CopenCapture）」と呼ばれるプロジェクトを計画。コペンハーゲンにある廃棄物発電所「コペンヒル（CopenHill）」で排出されるCO2を2030年から年間40万トン分離し、地底に貯留する。投資額は3億〜5億ユーロの見通し。