欧州委員会は21日、大阪ガスがスペインの液化天然ガス（LNG）基地事業に出資する計画を承認したと発表した。大阪ガスはバレンシア州サグントにあるLNG基地を運営するサガス社に20％を出資する。欧州委は大阪ガスがこれまでスペインのLNG輸入インフラ関連の事業をまったく手がけていないことから、今回の出資に競争上の問題はないと判断した。
\サグントのLNG基地事業には現在、ドイツ銀行、スペインのエネルギー大手エンデサ、ガス・ナチュラル、伊石油最大手エニが出資している。大阪ガスは5月、エンデサの全持分を取得し、20％を出資すると発表していた。
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