2010/10/18

産業・貿易

EU新車販売が6カ月連続低迷、9月は9.6%減

この記事の要約

欧州自動車工業会(ACEA)が15日発表したEU(マルタ、キプロスを除く25カ国)の9月の新車販売(登録)台数は122万7,645台となり、前年同月から9.6%減少した。販売減は6カ月連続。主要国で新車買い替え奨励策が打 […]

欧州自動車工業会(ACEA)が15日発表したEU(マルタ、キプロスを除く25カ国)の9月の新車販売(登録)台数は122万7,645台となり、前年同月から9.6%減少した。販売減は6カ月連続。主要国で新車買い替え奨励策が打ち切られたことで、新車市場は厳しい状況が続いている。(表参照)

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主要市場はドイツが17.8%減、フランスが8.2%減、イタリアが18.9%減、スペインが27.3%減、英国が8.9%減と軒並み低迷。アイルランドが93.9%増となるなど、好調な国もあるが、5大市場の不振が大きな影を落としている。

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欧米の主要メーカーで販売が増加したのは独ダイムラー(6.5%増)のみ。とくに伊フィアットが22%減と大幅に落ち込んだ。最大手の独フォルクスワーゲン(VW)は5%減。日本車の販売は三菱自動車(38.4%増)を除き減少。トヨタは21.3%減だった。

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1-9月のEU新車販売は1,025万1,140台で、前年同期から4.3%減少した。

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