1日にユーロを導入したエストニアで、通貨切り替えが順調に進んでいる。欧州委員会によると、5日時点で国内の現金自動預払機（ATM）はすべてユーロに対応。買い物客の54％はユーロだけで支払い、旧通貨クローンで支払う場合もおつりの96％がユーロで返されているという。
\ユーロ導入後も2週間はユーロとクローンの併用期間となっているが、小売店では多くの店が臨時のスタッフを雇って通貨切り替えに対応しており、大きな混乱は報告されていない。
\過去のユーロ参加国の通貨切り替えに際しては、少なからず便乗値上げが観測されたことから、エストニア消費者保護委員会は毎日、店頭で調査を行い、不当な値上げが行われていないかどうかチェックしているという。
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