2011/2/28

欧州ビジネスウオッチ

独ハイデルベルガー、リコーと戦略提携

この記事の要約

オフセット印刷機の世界最大手メーカー独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンは23日、デジタル印刷機分野でリコーと戦略提携すると発表した。顧客の印刷会社で小部数印刷の需要が急速に増えていることに対応したもの。そうしたニーズ […]

オフセット印刷機の世界最大手メーカー独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンは23日、デジタル印刷機分野でリコーと戦略提携すると発表した。顧客の印刷会社で小部数印刷の需要が急速に増えていることに対応したもの。そうしたニーズに適したデジタル印刷機に強いリコーと組むことで競争力を強化する狙いだ。

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提携は販売分野から着手する計画で、ハイデルベルガーはリコーのカラーデジタルプリンター「RICOH Pro C901シリーズ」と重合トナー「PxPトナー」を4月からドイツと英国市場で販売する。販売地域は漸次拡大し、2012年春までに全世界へと広げていく。販売提携にはサービスやサポートも含まれる。

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将来的には提携範囲をシステム分野にも広げる予定だ。具体的には印刷業務を総合的に管理するリコーのソリューション「Prinect」とリコー製品の接続、および印刷アプリケーションの共同開発を視野に入れている。

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