2011/12/5

総合 –EUウオッチャー

10月のユーロ圏失業率10.3%、過去最高を更新

この記事の要約

EU統計局ユーロスタットが11月30日発表したユーロ圏の10月の失業率(速報値・季節調整済み)は前月を0.1ポイント上回る10.3%となり、ユーロ導入後の最高記録を更新した。信用不安などによる景気悪化が雇用を直撃している […]

EU統計局ユーロスタットが11月30日発表したユーロ圏の10月の失業率(速報値・季節調整済み)は前月を0.1ポイント上回る10.3%となり、ユーロ導入後の最高記録を更新した。信用不安などによる景気悪化が雇用を直撃しているようだ。(表参照)

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EU27カ国ベースの失業率は9.8%で、こちらも前月から0.1ポイント上昇。財政危機が深刻化しているスペインが22.8%となり、前月から0.3ポイント膨らんだ。イタリアも0.2ポイント上昇。ギリシャ(8月)は18.3%と、前月から0.6ポイントも悪化した。

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統計局は、同月の失業者数をEUが前月比13万人増の2,355万4,000人、ユーロ圏が同12万6,000人増の1,629万4,000人と推定している。

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