独最大手銀行のドイツ銀行は7月31日、全世界の従業員の約2％に当たる1,900人を削減することを明らかにした。欧州債務危機で金融市場が低迷し、業績が悪化していることに対応したもので、コストを30億ユーロ圧縮する。人員整理は投資銀行部門が1,500人と大部分を占める。同部門では昨年秋からこれまでに500人が削減されている。
\同日発表した2012年4－6月期（第2四半期）決算の純利益6億6,100万ユーロで、前年同期から46％減少。ユーロ圏の信用不安で投資銀行、証券部門の収入が11％減の35億ユーロに急減したことが響いた。総収入も6％減の80億ユーロに落ち込んだ。
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