チェコの首都プラハの地下鉄がまもなく「お見合い車両」を導入する計画だ。自動車を利用する通勤客を地下鉄に呼び戻すための方策で、毎日、すべての列車の真ん中に「独身以外お断り」の車両を設ける。
\この「お見合い車両」はプラハ市が1年前から計画していた。「公共交通の財務問題解決から目をそらすための宣伝」と批判する声もあったが、フデチェク市長は大いに乗り気。利用してもらうには「わかりやすさ」が大切として、運行時間や曜日の制限なしに運行することになった。
\地下鉄を運営するROPIDは、「パートナー探しの場をネットから現実の場に移してもらえれば」とコメントする。電車の中に気になる人がいても話しかけられない人のためには、メッセージを残すことができるページを市のウエブサイト内に設けるという。
\プラハに住む人の40％にとって公共交通機関は「第一の移動手段」。どれだけの人がお見合いの場として利用するのか、ちょっとのぞいてみたい気がする。
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