カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルが、セルビア北部のOdzaciに工場を建設する。子会社マグナ・シーティングの自動車用シートカバーの生産拠点として、第2四半期に着工する予定だ。ブルームバーグ通信が12日、セルビアの公的投資促進機関Siepaの情報として伝えた。
\Siepaの広報担当者、ミロラドヴィッチ氏によると、工場開設の投資インセンティブとして雇用創出1人あたり4,000～10,000ユーロの助成金が供与されるもよう。マグナは従業員132人の体制で操業を開始する計画だが、2015年までに最大444人まで増員する方針という。Odzaci市も企業誘致に積極的で、マグナに2.68ヘクタールの土地を工場用地として無料提供する。
\マグナの欧州事業責任者、アプファルター氏はさきごろ、同社が事業拡大戦略で中東欧と南米に注力し、13～15億ユーロを投資して2014年までに新たに約40の生産拠点を設ける計画があることを明らかにしていた。
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