2013/7/17

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

セルビア政府、家電大手ゴレニエに出資

この記事の要約

セルビア政府は8日、スロベニア家電大手ゴレニエのセルビア子会社に出資すること基本合意した。セルビア政府およびゴレニエの監査役会の正式な承認を経て、120日以内に正式契約する。\ ジンキッチ財務相が声明で明らかにしたところ […]

セルビア政府は8日、スロベニア家電大手ゴレニエのセルビア子会社に出資すること基本合意した。セルビア政府およびゴレニエの監査役会の正式な承認を経て、120日以内に正式契約する。

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ジンキッチ財務相が声明で明らかにしたところによると、セルビア政府はザイェチャル、ヴァリェヴォ、スタラ・パゾヴァにあるゴレニエの生産拠点に2015年1月末までに計1,500万ユーロを出資し、少数株主となる。出資金はヴァリェヴォの冷凍冷蔵庫工場、スタラ・パゾヴァの給湯器工場の生産効率向上と、ザイェチャルの洗濯機工場の近代化および生産能力増強に充てる。ザイェチャル工場は、ゴレニエと先ごろ戦略提携を結んだパナソニックの製品を手がけることが決まっている。

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ゴレニエはセルビアで1,600人を雇用している。今回セルビア政府と合意した投資計画により、今後3年間で700人の新規雇用が創出される見通しで、売上高は12年の1億800万ユーロから2016年には2億3,000万ユーロに、輸出額は9,500万ユーロから2億1,000万ユーロにそれぞれ拡大する。セルビア工場の製品は9割が輸出向けで、ロシア、ドイツ、ウクライナ、クロアチア、スロベニアなどに出荷されている。

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