2013/10/23

ロシア

GM、ロシア事業を欧州部門に統合

この記事の要約

米自動車大手のゼネラルモーターズ(GM)は18日、ロシア事業を2014年1月1日付で欧州部門のGMヨーロッパに統合すると発表した。GMの欧州事業は赤字が続いており、今後の成長が見込まれているロシア市場の統合による業績改善 […]

米自動車大手のゼネラルモーターズ(GM)は18日、ロシア事業を2014年1月1日付で欧州部門のGMヨーロッパに統合すると発表した。GMの欧州事業は赤字が続いており、今後の成長が見込まれているロシア市場の統合による業績改善に期待を寄せている。ロシア事業はこれまで、上海を拠点とするGMインターナショナル・オペレーションズ(GMIO)が管轄していた。

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GMはロシアでは「オペル」「シボレー」「キャデラック」の3ブランドを販売している。ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)によると、同国における2012年の販売台数はシボレーが約20万5,000台で最も多く、オペルは約8万1,000台だった。キャデラックは約2,000台にとどまっている。また、オペルにとってロシアは、ドイツ、英国に次ぐ欧州では3番目に大きい市場に位置づけられる。

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GMはこれまでも欧州事業の再建に向け、オペルの独ボーフム工場の閉鎖を決めたほか、仏PSAプジョー・シトロエンとの提携などに取り組んでいる。

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