トルコ統計局（TUIK）は15日、4月の失業率が9.0％と前月と比べ0.7ポイント改善し、9カ月ぶりの低水準となったと発表した。
4月の失業者数は257万9,000人で、内訳は男性が167万5,000人、女性が90万3,000人だった。就業者数は2,619万4,000人で、男性が1,827万2,000人、女性が792万2,000人だった。 若年層（15～24歳）の失業率は15.5％と平均より高く、若者の雇用状況は依然として深刻だ。
就業者の内訳はサービス業が50.9％と最も多く、農業（21.3％）、製造業（20.5％）、建設業（7.3％）と続いた。 生産年齢人口に対する就業者数の比率（雇用率）は45.8％で前年同月から1.5ポイント拡大。生産年齢人口に対する労働人口の比率を表す労働力率（LFPR）も1.8ポイント上昇し50.4％となった。
