仏タイヤ大手ミシュランは先ごろ、ハンガリー北東部のニーレジハーザ工場の生産能力を増強すると発表した。需要増大に応じたもので、4,000万ユーロを投じて生産設備を増設する。2017年までに日産能力を6,900個に引き上げ、従業員を100人増員する。
拡張後の同工場では欧州及び北米市場向けに、サイズが18インチ以上のタイヤや、スポーツカー向けの高性能タイヤ、乗用車向けランフラットタイヤなどを生産する。
ニーレジハーザ工場の従業員数は1,013人。ミシュランはハンガリーに4つの生産と流通拠点を持ち、全体の従業員数は1,650人を数える。
