米自動車大手のフォード・モーター はこのほど、ルーマニアのクラヨバ工場で年内に約500人の従業員を削減すると発表した。昨年11月に従業員の約20％に相当する約680人を削減する方針を明らかにしていたが、労働時間の削減により調整し、約170人の削減を回避することで労使合意した。約490人が希望退職に応じたという。同工場では小型MPV（多目的車）「B-Max」やエンジンを生産しているが、これまでも需要低迷を受け、生産停止による生産調整を行ってきた。
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