英自動車市場調査会社のJATOダイナミクスが先ごろまとめたハンガリーの6月の新車登録台数は8,828台となった。伸び率は前年同月比17％で、5月の2％から大幅に拡大した。内訳は乗用車が7,371台、3.5トン以下の小型商用車は13％増の1,457台だった。全体の76％を法人向けが占めている。
ブランド別では、フォードが1,094台（市場シェア12.2％）で首位。以下、オペル（949台）、フォルクスワーゲン（VW）（729台）、シュコダ（651台）が上位を占めた。日本勢はスズキが588台（6.6％）で前月の7位から5位に浮上。トヨタが487台（5.4％）で8位から6位に順位を上げたほか、日産が395台（4.4％）で10位に入った。
ブランド別の乗用車登録台数ではオペルが831台で首位。以下、フォード（745台）、VW（657台）などが続いた。
個人向けではスズキの241台が最も多く、オペル（227台）、トヨタ（194台）と続いた。ブランド別トップのフォードは法人向けが全体の89％を占めた。
モデル別ではシュコダ「オクタビア」（418台）が最も多く、2位はオペル「アストラ」（306台）、3位はスズキ「ビターラ」（226台）だったほか、7位にスズキ「スイフト」（183台）、10位にトヨタ「ヴァリス」（142台）が入った。
