独自動車部品大手のボッシュは21日、拡張工事が完了したハンガリー北部ハトヴァン工場の開所式を行った。投資額は29億フォリント（約934万ユーロ）で、うち8億7,000万フォリントを欧州連合（EU）の助成で賄った。開所式には政府のバラージュ・ラーコシ秘書官が出席、同国事業に長期的に取り組むボッシュの姿勢を歓迎した。50人を新規雇用する。現地MTI通信が報じた。
ハトヴァン工場は1998年の設立。ボッシュの自動車部品工場として最大の規模を持ち、制御装置やセンサー、高級乗用車向けの計器パネルを生産する。
ボッシュはハンガリーに9つの拠点を構え、1万1,000人以上を雇用する。ハンガリー部門の2014年売上高は前年比15％増の8,250億フォリントだった。（1HUF＝0.44JPY）
