ハンガリー中央統計局（KSH）が10日発表した10月のインフレ率は前年同月比0.1％となり、前月のマイナス0.4％からプラスに転じた。燃料価格が大きく下落したものの、7分野のうち5分野でプラスとなり、全体を押し上げた。価格変動の激しい食品と燃料を除いた基礎インフレ率は1.5％で、前月から0.2ポイント上昇した。
アルコール飲料・たばこは上げ幅が大きく3.7％を記録。耐久消費財（1.8％）、サービス（1.7％）、食品（1.7％）、衣料品・靴（0.5％）も前年同月を上回った。一方、自動車燃料は16.5％低下し、光熱費も0.4％下がった。
