英自動車工業会（SMMT）は6日、2012年通期の同国の乗用車新車登録が192万台にとどまり、2011年の194万台を1.1％下回るとの予想を明らかにした。SMMTのポール・エヴェリット会長は今年について、景気低迷が続いていることから新車販売市場は依然厳しい環境にあるが、燃費効率の高い新モデルの投入が2012年の販売を支えるとの見通しを示した。また、SMMTは、2013年には198万台に回復するとの予想を示している。
\SMMTが同日発表した同国の2012年1月の乗用車新車登録は12万8,853台となり、前年同月（12万8,811台）とほぼ同じ水準だった（0.03％の微増）。小口法人が22.8％減の5,244台に落ち込んだ一方、個人向けは2.7％増の5万2,960台と好調だった。大口法人向けも0.3％増の7万649台を確保した。
\燃料別では、ディーゼル車が6.3％増の6万9,180台となり、市場シェアを53.7％（前年同月：50.5％）に伸ばした。代替燃料車も17.7％増の2,119台となり、市場シェアで1.6％（前年同月：1.4％）を確保した。
\SMMTによると、例年1月は通期の新車登録の約7％を占めている。第1四半期（1～3月）では3月が年間の約18％、第1四半期の約65％を占める月として重視されているという。
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