2018年12月21日号ヘッドライン

クローズアップ

欧州自動車短信

  • Punch Powertrain

    ベルギーの変速機メーカー、パンチパワートレインは12月3日、米自動車大手のフォードが中国市場向けに開発した新型SUV「テリトリー(Territory)」を、広州国際モーターショーに出展した。新型テリトリーのオートマチックモデルには、パンチパワートレインが開発した次世代無段変速機(CVT)「VT5」を搭載している。「VT5」は優れた走行性と発進性能のほか、燃費評価ランキングで最高点を記録する燃費効率を誇る。フォードが現地パートナーの江鈴汽車と共同開発した新型SUVは、運転の快適性やデザイン性、安全性を求めるヤングファミリー層をターゲットにしている。

  • Solaris

    ポーランドのバス製造大手ソラリス は19日、ドイツ中部のフランクフルト市に納車した電気バス「ウルビーノ12エレクトリック」5台が運行を開始したと発表した。大学キャンパスを通る路線75番を走行する。フランクフルトに供給する電気バスは、容量240kWhの蓄電池を搭載する。ソラリスは充電器3基も供給する。同社はドイツではすでに電気バス「ウルビーノ・エレクトリック」を約70台受注している。また、最初の電気バスの発売から7年目で、世界16カ国の顧客から約400台の電気バス約を受注している。

  • Solaris

    ポーランドの商用車大手ソラリスは14日、同国西部ポズナン市の交通事業者MPKポズナンと、2020年2月末までに電動(EV)バスを21台供給することで合意し、契約書に署名したと発表した。受注金額は1,600万ユーロ以上に上る。同社が提供するのは、「ウルビーノ」シリーズの連接バス15台と大型バス6台の計21台。ソラリス製のハイパワーバッテリーを搭載し、パンタグラフとプラグインの両方式で充電できる。グレーター・ポーランド州の州都であるポズナン市がEVバスを導入するのは今回が初めて。

  • Scania

    スウェーデン商用車大手のスカニアは12月10日、同国の廃棄物処理会社Renovaと開発を進めている水素燃料電池ゴミ収集車を、2019年末~2020年初めを目途に納車すると発表した。ゴミ収集車は早朝に住宅地を巡回することが多いことから、排気量が少なく音が静かな電気駆動収集車の需要は多いと同社は見ている。Renovaなど廃棄物処理業者はこれまで電動ゴミ収集車の導入実績はあるが、燃料電池車は初めてという。Renovaの担当者は、「新型車は、EVの全ての利点を維持しつつ、航続距離や積載量で内燃エンジン車に負けない性能を持つ」と強調する。当該プロジェクトはスウェーデンエネルギー庁とスウェーデン王立工科大学の協力を得て開発している。

  • BYD

    中国のバッテリー・自動車メーカーである比亜迪汽車(BYD)が米国と欧州でバッテリー工場の進出拠点を探しているもようだ。ブルームバーグ通信が報じたもので、欧州では、英国とドイツが候補に挙がっているという。ブルームバーグ通信はさらに、BYDが2022年までにバッテリー事業部門を株式市場に公開する計画を検討していると報じている。BYDには、米資産家ウォーレン・バフェット氏が24.59%を出資しており、BYDのバッテリー事業部門の上場では同氏が多大の利益を得ると予想されている。なお、バッテリー事業部門を単独で、あるいは、他の事業部門と一緒に株式公開するかは現在検討中であるという。

  • Volvo Cars

    スウェーデンの乗用車大手ボルボ・カーズ が12月4日発表した2018年1~11月の世界新車販売は、前年同期比13.5%増の58万2,096台に拡大、残り1カ月を残してすでに2017年の年間販売実績(51万3,055台)を超えた。年初に発売した「XC60」と「XC40」が好調で、全ての主要な市場で販売を伸ばした。また、新型「V60」と「V60クロスカントリー」も販売増に寄与した。11カ月の販売実績を市場別に見ると、米国が24.5%増の8万9,437台、中国は13.8%増の11万8,725台、その他の地域も25.6%増の8万5,565台といずれも2ケタの伸びを達成した。欧州は7.3%増の28万8,369台だった。なお、11月の販売台数は前年同月比8.3%増の5万6,034台だった。

  • BYD

    中国の比亜迪(BYD)グループ は5日、仏子会社のBYDフランスがボーヴェ工場で製造した全長12メートルの100%電気駆動のEVバス2台を初出荷したと発表した。納入したのはボーヴェ市を中心とするボーヴァイス広域行政区で、同地域にとっては初のEVバスとなる。バス会社Transdevは、ボーヴェ・ティレ空港と都心部を結ぶルートなどで一日最長160kmを運行し、夜間にバスターミナルで充電する。一晩充電すれば翌日は終日運行できるという。バスは年内に本格運行を開始する。BYDは欧州市場でこれまでに600台のEVバスを受注しており、この分野ではトップメーカーとなっている。

企業情報 - 自動車メーカー

企業情報 - 部品メーカー

一般・技術・その他

▲このページのトップへ