電気自動車（EV）やプラグインハイブリッド車など、充電が必要な自動車向けにスマートフォンアプリを提供する自動車メーカーが増えている。アウディ、メルセデス、日産やルノーなどはiPhoneやアンドロイドOS（基本ソフト）を搭載するスマートフォン向けに比較的早い段階からアプリ開発をすすめてきた。バッテリーの残量や充電所要時間、航続可能距離などを車外からでも随時確認できるという。18日付独自動車業界サイトauto-motor-und-sport.deが報じた。
\多くのアプリでは、事前に設定した出発時刻までに暖房や冷房機器を作動させることができる。充電用のプラグにケーブルを差し込んでおけば、冷暖房用の電気は外部から供給されるため、バッテリーの消耗を防ぐことができる。また、電力料金が安い深夜の時間帯を選んで充電することもできる。日産のEV「リーフ」向けのアプリでは、最寄りの充電ステーションまでのルートを案内する。アウディのアプリでは道路の高低差やユーザーの運転のクセなどのデータから、残量がなくなる前に充電ステーションにたどり着けるようルートを最適化する機能も付いているという。
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