ポーランドの石油最大手PKNオルレンが7月23日発表した2013年4-6月期の最終損益は2億700万ズロチの赤字となり、赤字幅は前年同期の500万ズロチから大きく悪化した。景気減速による燃料需要の低迷や精製マージンの下落が響いた。売上高は前年同期比1.3％増の283億1,100万ズロチだった。
\4-6月期の部門別販売量は、精製部門が前年同期比8.8％増の554万4,000トン、小売部門が3.2％増の193万3,000トン、石油化学部門は4.0％増の122万8,000トンだった。
\クラヴィエツ最高経営責任者（CEO）兼取締役会会長は4-6月期の業績について、「マクロ経済が厳しい環境にあるにもかかわらず、増収と市場シェアの拡大を達成した」と評価。昨年発表した経営5カ年計画で示された戦略に沿い、競争力の強化を追求していく方針を示した。（1PLN＝30.94JPY）
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