英自動車工業会（SMMT）が22日発表した2013年7月の国内自動車生産統計によると、乗用車の生産は12万8,873台と、前年同月から7.0％増加した。内訳は、輸出が0.6％増の9万9,978台、国内向けが37.5％増の2万8,895台だった。
\7月の商用車の生産は前年同月比11.8％減の7,942台に落ち込んだ。内訳は輸出が20.3％増の5,584台、国内向けが45.9％減の2,358台だった。また、7月のエンジン生産は前年同月比26.4％増の23万2,545基で、内訳は輸出が21.8％増の13万8,484基、国内向けが33.9％増の9万4,061基だった。
\SMMTのボーントン暫定会長は乗用車生産の見通しについて、欧州市場で回復の兆しが見え始めているとして、今年は一段の生産拡大が期待できるとの見方を示した。一方、商用車生産についてSMMTのベース商用車担当マネジャーは、7月末にフォードのサウサンプトン工場が閉鎖されることに象徴されるように、今後も商用車生産をめぐる状況は厳しさが続くと指摘。ただ、バスとコーチなど一部の分野では生産が伸びており、明るさも見えると述べた。
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