英自動車工業会（SMMT）が4日発表した2013年9月の新車登録台数は前年同月比12.1％増の40万3,136台となり、2008年3月以降で最多を記録した。個人需要の好調が寄与し、19カ月連続で前年実績を上回った。
\9月の車種別登録台数は、フォード「フィエスタ」が2万629台で首位となり、以下、オペル「コルサ」（1万4,464台）、フォード「フォーカス」（1万4,295台）、フォルクスワーゲン「ゴルフ」（1万2,265台）、オペル「アストラ」（1万1,014台）が上位を占めた。燃料タイプ別で見ると、ディーゼル車が前年同月比10.6％増の19万2,816台、ガソリン車が12.9％増の20万3,933台、代替燃料車が35.9％増の6,387台だった。顧客のカテゴリー別では、個人が前年同月比17.9％増の20万8,844台、小口法人は15.3％増の2万3,723台、大口法人は5.4％増の17万569台だった。
\SMMTのホーズ会長は、新車登録台数がおよそ5年半ぶりに40万台を超えたことは、英国市場が景気に対して信頼を抱いていることを反映するものだと指摘。燃費効率に優れた新モデルが個人顧客を惹き付け、新車市場の好調を牽引しているとの見方を示した。
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