伊タイヤ大手ピレリは6日発表した2013～17年の経営計画で、中国での販売店を現在の2,000カ所から17年までに4,500カ所に引き上げる方針を明らかにした。
\ピレリのボルゴ事業本部長は、中国での事業展開にあたって高級車ブランドとの連携を強化していく意向を示し、こうした連携は中国市場でのシェア拡大に寄与するとの見方を示した。同本部長によると、ピレリが11年にフォーミラワン世界選手権（F1）向けタイヤの独占サプライヤーとなったことや、ソーシャルメディアを活用したマーケティング戦略によって、中国での同社の認知度は上昇しているという。
\ピレリは中国市場への供給能力を強化するため、山東省エン州市にある工場を拡張している。来年に拡張工事が完了すると、同工場はピレリにとって世界最大の生産拠点となる。同社は2005年にエン州で生産を開始した。現在は年間500万本のタイヤを生産している。
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